合気道が私生活に活きる3つの理由

指導員の菅原です。

私は学生時代ずっとサッカーをやってきましたが、海外をヒッチハイクしながら周っていたときに合気道の存在を知り、そこから合気道を9年以上続けています。

一時、他の格闘技に転向したこともあります。が、今は戻ってきました。

それを経て思うのは、合気道という武道が確実に私生活に良い影響を及ぼしている、ということです。

 

最愛の妻と出会うことができ、友に恵まれ、仕事も自身の能力以上の評価をもらっています。合気道のおかげと言っても過言ではないです。

と、いうと、なんか胡散臭いのですが、それでも最近特に感じるので、合気道が私生活に良い影響を与える根拠を3つに絞って書いてみようと思います。

 

 

 

理由1. 姿勢が良くなり自信があるように見える

これは合気道を始めて半年くらいで言われました。昔から姿勢が印象形成にとって良い影響を与えることはかなり研究されています。それを証明するかのように他人の印象が良くなっていったように思います。

面白いのは、座っている時の姿勢だけでなくプレゼンの時にフラつかず立てるようになることで、大人数を前にした場でも堂々としているように見えるようです。

 

理由2. 落ち着いて問題に対処できるようになる

「合気道やると喧嘩に勝てるようになるの?」とたまにご質問もらいますを先にお伝えすると、合気道で喧嘩は強くなりません。

そもそも、格闘技やっている人ならわかるはずですが、どんな格闘家であろうが、大人数に囲まれたり後ろから不意打ちで攻撃されたりしたりしたら、誰だって負けます。結局喧嘩はしないほうがいいわけです。

大事なのは喧嘩に巻き込まれないよう注意すること、そしてもし巻き込まれても冷静に対処することです。

合気道は護身術なので、攻撃してくる人に攻撃させない技や、それをいなす技がたくさんあります。

ポイントがあります。合気道は攻撃に対して逃げません。自ら向かっていき回転動作で相手をコントロールして制圧するのです。

 

これを日々稽古で体感していると、問題が降りかかってきても冷静にいなせる気になってきます。例えば、クレームでどんなにひどいことを言われても、気持ち的に真正面からぶつからず、かと言って逃げず、しっかりと受け止めにいきながら回転して状況をコントロールする、といったことができます。もちろん気持ちだけではどうにもならないのですが、できると思っている限りスキルは後から付いてくるため、結果的に大きな差になるのでしょう。

 

ちなみに、開祖の塩田剛三先生は、自分を殺しにきた相手と仲良くなるのが最強の技だと仰っています。

 

3. 人を力ませない関わりができる

合気道の稽古は相手とペアを組み、手を持ったり当身を入れたりするなど、接触から技が始まります。稽古を重ねるに連れ、接触している相手からは多分に情報を得られるということがわかります。無理に身体を動かそうとすれば、力みが発生し、自然にその力みが相手にも伝わってしまうのです。

相手から力みを感じると、本能的に力みで対抗してしまうことにも気づきます。これは力と力が”ぶつかっている”状態です。その状況をコントロールするには力比べしか道はありません。そしてすごく大変な作業です。このお互い力んでいる状態って公私ともにありますよね。ギクシャクしてお互いに自然体ではない状態とか。

 

合気道のシチュエーションに話を戻すと、力がぶつかっている中で力を抜けば状況を変えられるか、というとそうではない。むしろ自分が崩れるだけです。では、どうすれば良いか。

答えは、”より大きな力を相手に悟られないように動かすこと”です。って分かりづらいですよね。

 

腕は身体の筋肉量の7%程度と言われます。一方下半身は40%、胴体も同じくらいです。腕の筋肉量はこんなにんも少ないのに、人は動作の多くを腕に頼っています。この小さい筋肉に頼って無理をするのではなく、逆に楽をするようにします。

腕を掴まれたら、腕ではなく足や腰、脇腹の筋肉を呼吸と共に使います。するとより大きな筋肉が複数に同時に使えるので、いとも簡単に相手はコントロールできます。そして面白いことに大きな筋肉の動きは力みを必要としません。力まない相手には人は抵抗できません。

 

合気道の技術をビジネスに活用するとすれば、一人(腕だけ)で頑張らずに周り(足腰)を使うような努力をすることができます。人間関係も、互いに力むのはやめて、自分から関わり方を変えると、画期的な解決手段を生むはずです。

 

とまぁ、色々書きましたが、ご理解いただけない部分が多分にあるかと思います。合気道を稽古すると次第に体感できると思います。

ご興味持っていただいた方の入門お待ちしております。